調べ物してると、タブが20枚くらい開いて「何を見てたんだっけ…」ってなりません?
GoogleがChromeのAI Mode(チャット型の検索体験)をアップデートして、リンク先のWebページをAI Modeと横並びで見られるようになりました。今日はこれを「使う側の手順」に落として、調べ物を散らかさずに回すやり方をまとめます。
目次
今回のChrome AI Mode、何が変わった?
ざっくり言うと、AIに質問する画面と、実際のWebページを行ったり来たりしなくてよくなりました。
- AI Modeで検索して、気になるリンクをクリック
- リンク先が別タブで開くのではなく、AI Modeの横に表示
- ページを読みながら、そのままAIに「ここ要点だけ」「比較して」みたいに投げられる
個人的には、調べ物のストレスって「読む」より戻る・探す・迷子が原因なことが多いので、この改善はわりと効きます。
こんな人におすすめ
- 仕事で「調べてまとめる」が多い(提案書、比較表、社内共有メモなど)
- 公式ドキュメントやヘルプを読みながら作業することが多い
- 買い物や旅行など、複数サイトを見比べることが多い
- タブが増えすぎると一気に集中が切れるタイプ
使い方の手順(スクショで追うつもりの細かさ)
環境によって表示が少し違うかもですが、流れは同じです。
手順1:ChromeでAI Modeを開く
- Chromeを開く
- 検索まわりのUIからAI Modeに入ります(提供状況によっては設定や実験機能側にあります)
ポイントは、普通の検索ではなくAI Modeの会話画面を起点にすることです。
手順2:まず「ゴール」を1行で書く
AI Modeは賢いんですが、「何が欲しいか」が曖昧だと、情報が増えるほど迷子になります。最初にゴールを固定すると、横並び表示のメリットが最大化します。
目的:◯◯について、結論と根拠を3つに絞って社内共有できるメモを作りたい。
条件:日本語。最新情報優先。一次情報(公式/規約/プレス)を優先。
手順3:リンクをクリックして“横並び表示”にする
- AI Modeの回答に出てきたリンクをクリック
- リンク先がAI Modeの横に表示されたらOK
ここからが新機能の本番。ページをスクロールしつつ、右(または左)のAI Modeにそのまま質問します。
手順4:ページを読みながら「引用元つき要約」を作る
やりがちなのが、AIに要約させて「それっぽいけど本当?」になるパターン。横にWebページがあるなら、出典(どこに書いてあるか)までセットで取るのがラクです。
いま表示しているページの内容を、次の形で要約して。
- まず結論を1行
- 次に要点を箇条書きで5つ(ページ内の見出しに沿って)
- それぞれの要点に「このページのどのセクションに書かれているか」を添えて
- 推測は混ぜないで、書いてないことは「未記載」と言って
専門用語が出てきたら、ついでに翻訳(やさしく言い換え)も依頼できます。
このページに出てくる専門用語を3つ選んで、各30文字くらいで説明して。
(例:エージェント=AIが手順を進める仕組み、みたいな感じ)
手順5:複数ページを“比較表”にまとめる
AI Modeの強みは、比較の「型」を作れるところ。ページを横に出しながら、比較軸を固定していくとブレません。
これから3つのページを順に開くので、比較表を作って。
比較軸は以下:
- できること
- できないこと(制限)
- 料金(無料/有料、課金の単位)
- 使うときの注意点(データ/権限/共有)
表はMarkdownの表で。根拠がある場合はページ内の該当見出し名も書いて。
コツは、先に比較軸を宣言すること。これだけで「AIが勝手に気分で比較する」事故がかなり減ります。
おすすめの使い方3選(今日から効くやつ)
1)社内共有メモを“その場で”仕上げる
調べたあとに別のドキュメントに移すのが面倒で、結局メモが未完成になる…ってよくあります。横並びで、ページを見ながら結論を固めて、そのまま共有文まで作るのが速いです。
この内容を社内Slackに貼る前提で、300文字でまとめて。
- 先に結論
- 次に「影響がある人」「やること」を箇条書き
- 不確かな点は「要確認」と明記
2)買い物の「最終候補2つ」まで一気に絞る
レビュー地獄に入る前に、比較軸を固定して候補を落とすのが勝ちです。
このページの商品について、購入判断に必要な情報だけ抜き出して。
「サイズ/重量」「保証」「返品」「注意点」を最優先。
次に、別ページの商品と比較できる形で整理して。
3)ドキュメント読みの“詰まり”をその場で解消する
公式ドキュメントって、読む体力より「今の自分の状況に当てはめる」のが難しいですよね。そこをAIにやらせます。
私はいま◯◯をしたい。
このページの手順を、私の目的に合わせて「最短ルート」に並べ替えて。
前提条件(必要な設定や権限)があるなら最初に列挙して。
無料で使える?料金は?(2026年4月時点の考え方)
ChromeのAI Modeは、提供地域やアカウント状態によって使えたり使えなかったり、段階的に展開されることが多いです。
- Chrome自体は無料で使えます。
- AI Modeは順次提供の要素があり、利用可否は環境次第です。
- もし課金が絡む場合は、Google側のAIプラン(例:Gemini系の有料枠)に紐づく可能性があります。
ここは仕様変更が入りやすいので、実際に自分のChromeでAI Modeが出るかどうか、まず確認するのが確実です。
うまくいくコツ:AIに「禁止事項」を先に渡す
AI Modeは便利なんですが、放っておくと気持ちよく一般化してしまいます。横に一次情報があるのに、ふわっとまとめられるのはもったいない。私は最初にこれを貼ってます。
ルール:
- ページに書いてないことは推測しない
- 断言せず「ページ上の記載」を優先
- 重要な数値や条件は、そのまま引用する(言い換えない)
- 判断が分かれる点は「判断軸」を先に提示する
これだけで、実務で使える精度に寄りやすくなります。
まとめ:まずは「タブを増やさない調べ方」から
ChromeのAI Modeが横並び表示に対応したことで、「探す」「読む」「まとめる」が1画面でつながりました。
- 最初にゴールを1行で固定
- ページを開いたら、出典つき要約と比較表を作る
- 推測禁止ルールを貼って、ふわっとした回答を減らす
今日はまず、いつもの調べ物を1つだけAI Modeでやってみてください。タブが増えないだけで、思ったより疲れが減りますよ。
参考リンク
- A new way to explore the web with AI Mode in Chrome(Google AI Blog)
- Google now lets you explore the web side-by-side with AI Mode(TechCrunch AI)
- Google’s AI Mode Update Tries to Kill Tab Hopping in Chrome(Wired AI)
Photo by Zulfugar Karimov on Unsplash

