「AIに作業を頼みたいけど、クラウドにファイルを上げるのはちょっと不安…」って思うことありますよね。そんな人に刺さりそうな新機能が、Manusのデスクトップアプリに登場しました。
今回の目玉は「My Computer」。ざっくり言うと、ManusがあなたのPC上(ローカル)で、ファイルやアプリに触れながら作業を進められるようになる機能です。今日は「結局なにが嬉しいの?」「どう使うの?」を、ライトユーザー向けに噛み砕いてまとめます。
目次
My Computerって何ができるの?(ざっくり理解)
Manusの発表によると「My Computer」は、Manusをクラウドの外に出してデスクトップ上で動かす中核機能です。ポイントは次の3つ。
- ローカルファイルを対象にできる(例:PC内のPDF、議事録、写真、フォルダ)
- ローカルツール/アプリと一緒に作業できる(例:ブラウザ、エディタ、表計算など)
- 作業が「会話」だけで終わらず、実際の手を動かす工程に寄ってくる
ここでいう「ローカル」はあなたのPCの中という意味です(クラウド=ネット上のサーバーに置く、の反対)。
こんな人におすすめ
- PCの中にある資料(PDF/Word/メモ)をまとめて整理したい人
- 毎回同じ作業(命名、移動、要約、チェック)を半自動化したい人
- 社内資料など、クラウドに上げにくいものをなるべく手元で扱いたい人
- 「AIエージェント(自分の代わりに手順を進めるAI)」を、まずは小さく試したい人
使い方の流れ(初回セットアップ〜お願いの出し方)
細かな画面は環境で変わりますが、やることはだいたい同じです。スクリーンショットで説明するつもりで、手順を丁寧に書きますね。
1) Manus Desktopを入れて、My Computerを有効化
- Manusの公式サイトからデスクトップアプリを入手してインストール
- アプリを起動し、機能一覧からMy Computerを選ぶ
- 初回は権限(パーミッション:PC内のどこにアクセスしていいか)の確認が出るので、許可する範囲を決める
コツ:最初から「PC全体」を許可するより、まずは作業用フォルダ1つだけ許可するのがおすすめです。慣れてきたら範囲を広げればOK。
2) 「対象フォルダ」を決める(ここが安全運用のキモ)
My Computer系の機能で一番大事なのは、AIに触らせる範囲を絞ることです。
- 例:デスクトップに「Manus作業用」フォルダを作る
- そこに「整理したいPDF」「議事録」「画像」をコピーして入れる
- My Computerのアクセス先を、そのフォルダに限定する
この運用にすると、万が一操作をミスしても被害範囲が小さくなります。
3) まずは「読むだけ」タスクから頼む(削除/移動は後回し)
いきなりファイル移動やリネームを任せるより、最初は要約・分類・チェックなど「読むだけ」の依頼が安心です。
今日から使える!おすすめ活用3選(プロンプト付き)
活用1:フォルダ内PDFを一括で要約して、目次を作る
「資料が多すぎて読む気が起きない」を解決するやつです。フォルダにPDFを集めてから、こんな感じで依頼します。
あなたは私のPC上の「Manus作業用/会議資料」フォルダにあるPDFを確認できます。
各PDFを200〜300字で要約して、
1) 資料名
2) 要点3つ(箇条書き)
3) 次に読むべき人(営業/開発/管理など)
の形式で一覧にしてください。
最後に「優先して読む順番」も提案してください。
ポイント:要約の長さ(200〜300字)と、出力形式(箇条書き)を指定すると読みやすくなります。
活用2:請求書・領収書画像を「チェックリスト化」して抜け漏れ確認
確定申告や経費精算の前に、ファイルの不足を洗い出す用途です(画像やPDFが混ざっててもOK)。
「Manus作業用/経費_2026_02」フォルダのファイルを一覧し、
経費精算に必要な項目が揃っているかチェックしてください。
チェック項目:
- 日付
- 金額
- 支払先
- 用途(何のためか)
不足があるものは「不足項目」を明記し、
最後に「私が追記/再発行依頼すべきToDo」を作ってください。
専門用語の補足:ToDoは「やることリスト」です。
活用3:ローカルのメモを材料に、メール下書きを作る(丁寧・短め)
クラウドに貼り付けたくないメモ(打ち合わせメモ等)からメールを作るときに便利です。
「Manus作業用/メモ」フォルダ内の最新の打ち合わせメモを読んで、
先方へのお礼メールを日本語で作ってください。
条件:
- 200〜250字程度
- 丁寧だが堅すぎない
- 次のアクション(宿題/日程調整)を最後に1行で書く
件名案も3つください。
コツ:「丁寧だが堅すぎない」「文字数」みたいに、感覚的な部分を条件化すると安定します。
Manus Skillsって何?(“使えるエージェント”になる理由)
ニュースでは「Manus Skills」に触れられていて、これが「AIエージェントが実用になる」ポイントとして紹介されています。ここでのSkillsは、ざっくり言うとよくある作業を“型”として呼び出せる仕組みです(例:要約、分類、表にする、手順化など)。
ライトユーザー的には、難しく考えなくてOKで、「毎回同じ頼み方をしなくてよくなる方向」だと思っておけば大丈夫です。
料金は?無料で使える?(2026/03時点の注意)
今回のニュース本文からは、My Computerの具体的な料金プランや無料枠の範囲は読み取れませんでした。なのでここは断言せずに書きます。
- まずはManus Desktopを入れて、My Computerが自分のアカウントで使えるかを確認
- アプリ内の「Plan / Billing(プラン/請求)」や公式ページで、無料枠・制限(回数/機能)をチェック
新機能は「段階的に提供」されることも多いので、使えない場合は少し待つのも手です。
使う前に知っておきたい注意点(安全に使うコツ)
- 最初は“読み取り中心”で試す(移動/削除/上書きは慣れてから)
- AIに渡す範囲は作業用フォルダに限定する
- 出力結果は人間が最終確認する(特に数値、日付、固有名詞)
- 「この操作をする前に確認して」と一言入れる(誤操作の予防)
プロンプトに、こんな“安全装置”を入れておくのもおすすめです。
ファイルの移動・削除・リネームなどの変更操作を行う前に、
必ず「実行予定の内容」を箇条書きで提示して、私のOKを待ってください。
まとめ:まずは“作業用フォルダ1つ”から試そう
Manusの「My Computer」は、AIを“チャット相手”から一歩進めて、自分のPC上の作業に寄り添う相棒にしてくれそうなアップデートです。
- まずは作業用フォルダを作って、そこだけアクセス許可
- 最初の依頼は要約・チェック・ToDo化など「読む系」
- 慣れたら、手順化→半自動化へ
「AI、難しそう…」と思っている人ほど、最初の一歩は小さくでOK。今日のおすすめは、PDF要約の一括目次です。これだけでも体感が変わりますよ。
参考リンク
- Introducing My Computer: When Manus Meets Your Desktop(Manus Blog)
- Manus launches My Computer with local AI agent on desktop(TestingCatalog)
- How Manus Skills Make AI Agents Actually Useful(MSN)
Photo by TheStandingDesk on Unsplash

