Google Maps×Gemini新機能「Ask Maps」使い方

a room with many machines AI

Google MapsにGeminiが入り込んで、「地図に聞く」時代が本気で始まりました。新機能「Ask Maps」では、検索窓にキーワードを入れる代わりに、ふだんの日本語で条件をまとめて投げられるんです。

この記事では、ライトユーザー向けに「何ができるの?」「どう使うの?」を、スクリーンショットで説明するくらいの粒度でまとめます。旅行・外出・お店探しが一気にラクになりますよ。

Ask Mapsって何?何が嬉しい?

Ask Mapsは、Google Mapsの中でGeminiが質問に答えてくれる機能です。これまでのMapsは「地名 + 目的(カフェ、駐車場など)」みたいに、検索ワードを頑張って組み立てる必要がありましたよね。

Ask Mapsの良いところは、条件が多くても“会話”でまとめて依頼できる点です。たとえば「子連れ」「雨の日」「ベビーカー」「駅から近い」「混みすぎない」みたいな、検索キーワード化しづらい条件を一度に渡せます。

  • 複雑な条件で場所を探せる(例:静か・電源あり・駅近など)
  • 現実の行動に沿った提案(例:移動→食事→休憩の流れ)
  • 質問しながら絞り込める(「もう少し安く」「駅の反対側で」など)

専門用語を一つだけ:LLM(大規模言語モデル)は、文章を理解して自然な文章で返すAIのこと。Ask Mapsはこの仕組みをMapsの検索体験に混ぜたもの、と思えばOKです。

まずはここから:Ask Mapsの使い方(手順)

段階的にロールアウト(順次提供)なので、今すぐ全員が使えるとは限りません。ですが「こういう導線で出てくるはず」という目線で、手順を押さえておくと迷いません。

手順1:Google Mapsを最新版にする

  • スマホのアプリストアでGoogle Mapsを更新
  • Googleアカウントにログイン

※PCブラウザ版も今後広がる可能性はありますが、まずはモバイルでの展開が中心になりがちです。

手順2:検索窓付近の「Ask Maps」導線を探す

  • Mapsを開く
  • 検索窓の周辺に「Ask Maps」やGeminiっぽいアイコンが出ていないか確認
  • 見当たらない場合は、数日おいて再チェック(順次開放の可能性)

手順3:まずは“困りごと”をそのまま文章で入れる

コツは、キーワードではなく状況→条件→優先順位の順で書くこと。たとえば「今いる場所」「いつ」「誰と」「何をしたいか」を入れると精度が上がりやすいです。

そのままコピペOK:Ask Maps向けプロンプト例

「プロンプト(AIへの指示文)」は難しく考えなくて大丈夫です。普段の言葉を少しだけ整理して書くと、返答が安定します。

例1:今日の行動に合わせて“現実的な”候補を出してもらう

今◯◯駅にいます。
このあと2時間くらい作業できるカフェを探したいです。
条件:電源あり/Wi-Fiあり/できれば静か/予算はドリンク+軽食で1500円以内。
徒歩10分以内で、3つ候補を理由つきで出して。混雑しやすい時間帯も分かれば教えて。

ポイント:時間(2時間)予算まで入れると「結局どこがいいの?」が早く決まります。

例2:旅行の“雑な希望”から1日プランにしてもらう

来週、浅草周辺で半日観光したいです。
スタートは浅草駅で、15時には上野駅に着きたい。
条件:食べ歩きもしたい/混雑しすぎる場所は避けたい/雨でも成立するプラン。
移動順に、滞在目安時間もつけて提案して。

ポイント:ゴール地点と時刻(15時に上野)を固定すると、提案が一気に“使える形”になります。

例3:家族・子連れ前提の「失敗しない」場所探し

ベビーカーありで行きやすいランチ場所を探しています。
場所:◯◯(地域名)
条件:段差が少ない/席が広め/子どもが騒いでも大丈夫そう/できれば個室か半個室。
候補を3つ、選んだ理由と注意点もセットで教えて。

ポイント:「注意点も」と書くと、デメリットまで含めた提案になりやすいです。

例4:地図ならではの“現地の不安”を減らす質問

◯◯エリアで、夜に1人でも入りやすいご飯屋さんを探したいです。
条件:駅から近い/明るい通り沿い/遅くても入れる。
終電に間に合うように、だいたいの移動イメージも教えて。

ポイント:「明るい通り」「1人でも入りやすい」みたいな、検索語にしづらい条件こそAsk Maps向きです。

こんな人におすすめ(逆に向かない人も)

おすすめな人

  • Maps検索が苦手で、毎回キーワード選びに迷う人
  • 旅行や外出のプランを考えるのが面倒な人
  • 「雨」「子連れ」「静か」など条件が多い

向かない(というか注意が必要)な人

  • 提案をそのまま鵜呑みにしがちな人(営業時間・臨時休業は要確認です)
  • 個人情報を細かく入れたくない人(具体的な住所や予定を入れすぎないのが無難)

AIは便利ですが、現実の店舗情報は変わります。最後に店舗ページの営業時間・定休日・口コミの最新はサッと確認するのがおすすめです。

料金は?無料で使える?

Ask MapsはGoogle Mapsの機能として提供される流れなので、基本的には無料で触れる可能性が高いです(少なくとも「まず試す」ハードルは低いはず)。

ただし、機能の提供範囲や一部の高度な機能が将来的にどうなるかは変わり得ます。現時点では「Mapsに順次追加される新しい体験」として捉えておくのが安全です。

まとめ:まずは“条件3つ”で聞いてみよう

Ask Mapsの一番の価値は、「検索ワードを考える」作業を減らして、決めるに集中できることです。最初は難しく考えず、次の型で1回試してみてください。

  • いまどこにいる(or どのエリア)
  • 何がしたい(例:カフェ、ランチ、充電、雨でもOK)
  • 外せない条件を3つ(例:駅近/安い/静か)

これだけで、いつものMaps検索よりグッと楽になるはずです。「うまく出ないな」と感じたら、優先順位(絶対条件→できれば)を足すのが次の一手ですよ。

参考リンク

Photo by ZHENYU LUO on Unsplash