「AIにお願いしたいのは、回答じゃなくて“作業”なんですよね。」そんな人に刺さるアップデートが来ました。Geminiが、配車やフード注文みたいな複数ステップの操作をまとめて進める方向に進化しています。
この記事ではニュースの要点をかみ砕きつつ、スマホ対応を待たなくてもPCのブラウザで今日から同じ発想を使う方法(プロンプト例つき)を紹介します。
目次
Geminiの「自動タスク化」って何が変わったの?
今回のポイントは、Geminiが「質問に答える」だけでなく、手順のある作業を最後までやり切る前提で動き始めたことです。
- 複数ステップ(例:条件確認→候補提示→確定)を一つの指示から組み立てる
- 配車やデリバリーなど、アプリ操作の代行に近い体験を目指している
- ユーザー側は「何を達成したいか」を伝えるだけに寄っていく
ニュースはスマホ上の対応が中心でしたが、ライトユーザー的にはここが大事で、同じ考え方はPCでの仕事にもそのまま使えます。たとえば「調べる→比較する→文章にする→チェックする」みたいな流れ、ありますよね。
こんな人におすすめ
- AIは触ったことあるけど、毎回“会話”で終わってしまう人
- 調べ物や段取りが多くて、作業が途中で止まりがちな人
- 議事録、メール、手順書などテンプレ化しやすい仕事が多い人
- 「AIに何を頼めばいいか分からない」人(指示の型を用意します)
PCで今日からできる:Geminiを“作業モード”で使う手順
ここからは、スマホの自動化機能そのものを待たずに、PCのGemini(またはChatGPT/ClaudeでもOK)でタスク自動化っぽい使い方を再現します。
手順1:最初に「ゴール」と「制約」を1行ずつ書く
専門用語でいうと制約条件(守ってほしいルール)です。これがあるだけで、AIの暴走(余計な提案)が減ります。
目的:今日中に「◯◯の比較記事」を800字で下書きしたい
制約:一次情報(公式/公的)を優先、断定は避け、初心者向けに
手順2:「作業を分解して、確認しながら進めて」と宣言する
ここが“自動タスク化”のコツです。AIに段取り(手順)を作らせると、こちらはYES/NOで進められます。
あなたはアシスタントです。タスクを3〜6ステップに分解して、各ステップごとに私の確認を挟みながら進めてください。
まず最初に「作業計画」と「私に確認したい質問」を出してください。
手順3:AIが出した計画を“修正”してから走らせる
いきなり本文を書かせず、計画の段階で直します。ここでの修正は難しくなくて、例えばこれだけでOKです。
- 「調査は3ソースまで」
- 「候補を出す前に、用途を質問して」
- 「最終出力は見出し付き」
この“最初の握り”が、後の手戻りを減らしてくれます。
コピペで使える:タスク自動化プロンプト3選
ここからは、普段の作業で使いやすい形に落としたテンプレです。GeminiでもChatGPTでもClaudeでも、だいたい同じノリで動きます。
1)配車・注文系の発想を仕事に転用:予約メール作成
「複数ステップ」をAIに持たせる例です(空き時間確認→候補→確定メール)。
あなたは秘書です。
目的:取引先にオンライン打ち合わせの候補日を送り、確定まで進めたい。
制約:丁寧、日本語、30秒で読める。
手順:
1) まず私に確認すべき質問を5つ以内で聞く
2) 私の回答をもとに、候補日時を3つ作る
3) 送信用メール本文を作る(件名付き)
4) 最後に、送信前チェックリストを出す
2)「調べて→比較して→結論」まで:購入相談の時短
専門用語でいうトレードオフ(何かを取ると何かが減る関係)も、AIに整理させると楽です。
目的:ノイズキャンセリングイヤホンを用途別に比較して選びたい
条件:予算2万円前後、通勤メイン、Android利用
進め方:
- まず用途を確認する質問を3つ
- 次に「重視軸(例:音質/装着感/電池/通話)」を提案して
- その軸で候補を3つに絞り、メリデメを表で
- 最後に私向けのおすすめ1つと理由
3)ミスりがちな作業を“チェック工程込み”に:文章の最終確認
AIは書くのも得意ですが、校正(誤字や表現ゆれの修正)の相棒としても優秀です。
以下の文章を、(1)誤字脱字 (2)分かりにくい表現 (3)断定が強すぎる箇所 の3観点でチェックしてください。
出力は「指摘」→「修正案」→「理由」の順。
最後に、直した全文も出してください。
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(ここに文章を貼る)
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料金は?無料で使える?(ライトに整理)
料金は地域やプラン改定で変わるので“ざっくり”になりますが、考え方はシンプルです。
- 無料枠:基本的なチャット・文章作成・要約は試せることが多い
- 有料プラン:高性能モデル、長文の扱い、優先アクセスなどが強化されがち
今回紹介した「タスク分解→確認→実行」の型は、まず無料でも十分試せます。大事なのはモデルの差より、指示の出し方(プロンプト)です。
失敗しないコツ:自動化は「確認ポイント」を先に決める
タスク自動化っぽい使い方で一番ありがちなのが、「AIが勝手に進めて、最後にズレに気づく」問題です。これ、途中の確認を入れるだけで激減します。
- 最初に「質問してから進めて」と書く
- 「この段階では本文を書かないで」と釘を刺す
- 選択肢は3つまで(多いと決められない)
- 最後にチェックリストを出させる
まとめ:まずは“1つの作業”を丸ごと任せてみよう
Geminiのアップデートの流れは、「AIは会話相手」から「AIは作業相手」へ、という方向です。これ、スマホの新機能を待たなくても、PCで段取り込みの依頼をすると体感できます。
- まずはこの記事のテンプレを1つコピペ
- 「目的」「制約」「確認しながら進めて」の3点セットで依頼
- うまくいったら自分用にテンプレ化
一度ハマると、「AIって結局なにが便利なの?」が一気に腑に落ちますよ。ぜひ今日の作業を1個だけ、丸ごと任せてみてください。
参考リンク
- Gemini can now automate some multi-step tasks on Android(TechCrunch AI)
- Google Gemini can book an Uber or order food for you on Pixel 10 and Galaxy S26(The Verge AI)
- Gemini Can Now Book You an Uber or Order a DoorDash Meal on Your Phone. Here’s How It Works(Wired AI)
- Google and Samsung just launched the AI features Apple couldn’t with Siri(The Verge AI)
- See the whole picture and find the look with Circle to Search(Google AI Blog)

