Google翻訳の新機能「理解・質問」使い方

a wooden block that says translation on it AI

Google翻訳が、ただ「訳す」だけじゃなくて「なぜそう訳したのか」「別の言い方は?」まで手伝ってくれる方向に進化しました。今回のポイントは、翻訳結果を深掘りできる「understand(理解)」「ask(質問)」ボタン。英語メールや海外サイトを読むときのモヤモヤが、かなり減りますよ。

この記事では、ライトユーザーでも迷わないように、実際の使い方をスクショで説明するつもりの細かさでまとめます。

今回のGoogle翻訳アップデートで何が変わった?

今回のニュースは、Google翻訳に文脈(ぶんみゃく:その言葉が置かれている状況)を理解するためのAI機能が入った、という話です。新しく追加されたのは主にこの3つ。

  • 翻訳の代替案(alternatives):別の訳し方を複数提示
  • understand(理解):その訳がどういうニュアンスか、使い分けのヒントを見られる
  • ask(質問):追加で「この文、丁寧にして」「カジュアルに言い換えて」など掘り下げられる

今までは「訳が合ってるか不安…」が多かったんですが、これからはその場で確認→調整までできるのが嬉しいところです。

こんな人におすすめ

  • 英語メールで、丁寧さが足りるか毎回不安な人
  • 海外の利用規約・サポート記事を読む機会がある人
  • 「直訳だと変」だけど、自然な言い回しに直すのが苦手な人
  • 英語学習で、単語のニュアンスの差を知りたい人

使い方:Google翻訳で「理解・質問」を使う手順

ここではPCブラウザを想定して書きます(スマホでも流れはほぼ同じです)。

手順1:いつも通り翻訳する

  • Google翻訳を開く
  • 左に原文(例:英語)、右に翻訳結果(例:日本語)を出す

まずは通常翻訳でOKです。

手順2:「alternatives(別案)」で候補を確認

翻訳結果の近くに、別の訳し方(alternatives)が出ることがあります。ここが地味に重要で、例えば同じ意味でも、

  • ビジネス向けに硬い表現
  • 会話っぽい自然な表現
  • 短くスッキリした表現

みたいな候補が分かれることが多いです。まず候補を眺めるだけでも誤訳に気づけます。

手順3:「understand(理解)」でニュアンスを掘る

ここが今回の目玉です。「この訳って、強い?失礼じゃない?」みたいな不安を減らせます。

例として、英語の “Can you…” を日本語にするとき、直訳だと「〜できますか?」ですが、場面によっては「〜お願いできますか?」の方が自然ですよね。understandを使うと、こういう使い分けのヒントが得られるイメージです。

手順4:「ask(質問)」で目的に合わせて調整

askは、翻訳結果に対して追加の指示を出せるボタンです。ここで「プロンプト(AIへの指示文)」っぽく使うと便利。

例えば、翻訳後にこんな質問ができます(表示が日本語になるかは環境次第なので、意味が伝わる形で例を書きます)。

この文章を、取引先に送る丁寧なメール文に直して。
相手に失礼がない敬語にして、1文を短めに。
この文のトーンをカジュアルにして。
友達に送るDMっぽい言い方で。
この文に含まれる曖昧な表現があれば指摘して。
誤解が起きない別案も3つ出して。

ポイントは、「誰に」「どんな場面で」「どんなトーンで」を入れることです。これだけで出力の質が一気に上がります。

今日から使える!シーン別の活用例(コピペOK)

1) 英語メール:丁寧さチェック(失礼回避)

直訳すると強く聞こえる表現ってあります。askで「丁寧にして」を習慣化すると事故が減ります。

この翻訳文がきつく聞こえる可能性があるかチェックして。
より丁寧な言い回しを2案出して、違いも説明して。

2) 海外サイト:用語の意味を「文脈込み」で理解

利用規約やヘルプは、単語を知ってても意味が取れないことが多いです。understand/askで噛み砕くのが早いです。

この一文を、初心者にもわかる日本語に言い換えて。
重要なポイントを箇条書きで3つにまとめて。

3) 英語学習:同じ意味の言い換えストックを作る

alternativesで候補を見て、askで例文を作ると、学習効率が上がります。

この表現の別の言い方を5つ。
フォーマル2つ、普通2つ、カジュアル1つ。
それぞれ短い例文もつけて。

無料で使える?料金は?

今回のGoogle翻訳のアップデートは、Googleの発表としてTranslateの新しいAI機能として案内されています。基本的にGoogle翻訳は無料で利用できます(※利用環境や提供地域・段階的ロールアウト(順次提供)によって、見え方や使えるボタンが変わる可能性があります)。

もし手元でまだ「understand」「ask」が出ていない場合は、数日〜数週間待つか、ブラウザ/アプリの更新、ログイン状態の切り替えを試すのが現実的です。

ついでに:Geminiの画像生成も「無料側が強くなる」流れ

同じ日には、Googleの画像生成モデルNano Banana 2(別名:Gemini 3.1 Flash Image)が強化され、より多くのユーザーが使える形で展開される、という話も出ています。翻訳も画像も、「まず無料で触れて、必要なら上位へ」という流れが加速してる印象です。

ただ、この記事の主役はあくまでGoogle翻訳の“理解と質問”なので、「翻訳→確認→言い換え」体験をまず試すのが一番コスパいいです。

まとめ:まずはこの3ステップだけ試してみよう

  • alternativesで別訳を眺める(誤訳チェック)
  • understandでニュアンスを確認する(失礼・違和感の回避)
  • askで「誰に・どんなトーンで」を指定して整える(実戦投入)

翻訳って、正解が1つじゃないからこそ疲れるんですよね。今回のアップデートは、その疲れを減らしてくれるタイプの進化です。まずは次に英語をコピペしたときに、askで1回だけ「丁寧にして」って聞いてみてください。体感、変わります。

参考リンク

Photo by Ling App on Unsplash